イカザキ ヤスエ   IKAZAKI YASUE
  伊ヶ崎 泰枝
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   准教授
発表年月日 1996/12/07
発表テーマ ボーヴォワールの作品における一人称と三人称の語りの交替について ―『他人の血』を中心として ―
会議名 日本フランス語フランス文学会中国・四国支部大会
主催者 日本フランス語フランス文学会中国・四国支部
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 ノートルダム清心女子大学
概要 小説『他人の血』、『レ・マンダラン』、『美しい映像』における、主要作中人物の意識に内的に焦点化された三人称の語りと一人称の語りとの交替を論じた。とりわけ『他人の血』の主人公ジャン・ブロマールの語りでは、一人称の語りを意識的な語り、独白、無意識的想起といった異なる次元で用いながら三人称の語りと対照させることで、作品に映像的効果がもたらされている。