ヒロセ カツヒロ   HIROSE KATSUHIRO
  廣瀬 勝弘
   所属   京都産業大学  現代社会学部 健康スポーツ社会学科
   職種   教授
発表年月日 2011/03
発表テーマ A Key Concept in Teaching Ballgames,
会議名 The 126rd American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance(AAHPERD), San Diego Convention Center
学会区分 国際学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 SanDiego,California,USA
発表者・共同発表者 Ryosuke Tsuchida, Osamu Suzuki, Naoki Suzuki, Katsuhiro Hirose, Takaya Kitazawa
概要 本研究は,ボールゲーム学習における中核的な指導概念の提示を目的とした.学習指導要領解説における「ゴール型」を意味する突破型ゲームでは,ゴールを目ざすためには相手防御を突破し,シュートを容易に実行するためにゴールに接近する必要が生じる.しかし,実際の授業場面では,簡単に相手防御を突破することはできず,相手をさけながら,いわば「迂回」をしながら,ゴールに接近することが一般的であるといえよう.そこで,20授業実践の映像をGPAIによる評価と「迂回」内容の整理による評価,の2つの評価法により,比較検討を行った.その結果,学年が進むにしたがって,ボールを直線的にゴールしたまで運ぶことよりも,「迂回」を実施しながら仲間と戦術的共有を進め,プレイ実行している事例が多く確認された.このことにより,「迂回」を意味ある戦術行動として評価することの可能性が示唆された.