ヤスダ ユタカ
YASUDA YUTAKA
安田 豊 所属 京都産業大学 情報理工学部 情報理工学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2015/07/03 |
発表テーマ | FPGAによるOpenFlowスイッチ遅延計測器の開発 |
会議名 | 情報処理学会研究会インターネットと運用技術(IOT) |
主催者 | 情報処理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | OpenFlow スイッチでは設定するフローエントリの内容次第で予期せず大きな性能変化が生じる場合がある.たとえばスイッチ ASIC が直接処理できるエントリ内容ではマイクロ秒単位の遅延で転送するが,ASIC で対応できない内容では制御用 CPU のソフトウェアで実現するために遅延がミリ秒に達する.これを見逃すことは運用時の大きな障害につながりかねない.しかし多様なマッチパターンとアクションによって発生する遅延について網羅的に把握することは困難であるし,各サイトで必要な組み合わせに絞って自己検証しようにも高精度な遅延計測装置は一般に高価である.そこで我々は FPGA を用いて 10Gbps 環境において 8ns 単位で遅延計測が可能な機器を開発した.本稿ではその設計と実装について示す. |