キハラ アサコ
KIHARA ASAKO
木原 麻子 所属 京都産業大学 現代社会学部 現代社会学科 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2015/09 |
発表テーマ | キャリア教育科目の効果と定着に関する検討-縦断調査に基づく事例調査- |
会議名 | キャリアデザイン学会第12回研究大会 |
主催者 | キャリアデザイン学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
開催地名 | 北海学園大学 |
発表者・共同発表者 | 三保紀裕, 神原歩, 木原麻子, 中尾都史子,湯口恭子,上田さやか |
概要 | 中規模私立大学で実践している1年次生を対象としたキャリア科目において,前期の授業で得られたコミュニケーションに対する自信や学びへの積極性が後期でも持続・定着しているかどうかを検証した結果について発表した。共分散構造分析における潜在差得点モデルを用いて前期Pre-Post,後期Postの3時点における変化について検討を加えたところ,コミュニケーションに対する自信は前期では上昇していた得点が後期Postで低下した。また,学びへの積極性は前期のPre-Postでは変動が見られなかったものが後期Postでは得点が低下する結果となり,授業単体で教育効果があったものでもそれを持続・定着させるという点においては課題が残された。一授業で得られる教育効果を定着させるためには他の科目との継続的な連携が必要であることが示唆された。 |