クモオカ アズサ
KUMOOKA Azusa
雲岡 梓 所属 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2019/05/25 |
発表テーマ | 荒木田麗女『鵙の草ぐき・竹の落葉』について |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 雲岡梓 |
概要 | 荒木田麗女の独吟連歌集『鵙の草ぐき・竹の落葉』収載句に自注が付されていることに注目し、自注の分析から本歌や本説および付合の意図を考察した。麗女が『源氏物語』『伊勢物語』という一般的な物語作品だけではなく、『宇津保物語』『栄花物語』『古事記』『日本書紀』『続日本記』『方丈記』『三代実録』を本説に用いたこと、同様の傾向が他の近世連歌にも見られ、近世期の連歌作者が中世連歌からの脱却を目指し、古典教養を深めることで新たな表現を生み出そうとたことを明らかにした。 |