イカザキ ヤスエ   IKAZAKI YASUE
  伊ヶ崎 泰枝
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/12
形態種別 研究論文
標題 フェミニスムにおける女性的エクリチュール ― シモーヌ・ド・ボーヴォワールとエレーヌ・シクスーの例をめぐって ―
執筆形態 単著
掲載誌名 『広島大学フランス文学研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 広島大学フランス文学研究会
巻・号・頁 (24),360-371頁
総ページ数 12
概要 「女性的エクリチュール」をめぐって、ボーヴォワールとエレーヌ・シクスーの理論にその定義を探った。ボーヴォワールの小説作品においては、女性の作中人物による文学創造の試みと挫折が戯画化されており、「女性的エクリチュール」とは劣った文体に他ならない。翻ってエレーヌ・シクスーの理論では、言葉そのものが家父長制度の価値を体現している以上、「女性的エクリチュール」の実践は言葉そのものに対する反逆へと向かわなければならない。