小郷原 一智
   所属   京都産業大学  理学部 宇宙物理・気象学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03/13
形態種別 その他
標題 主成分分析を用いた火星ダストストーム領域の自動検出
執筆形態 その他
掲載誌名 第80回全国大会講演論文集
巻・号・頁 2018(1),269-270頁
著者・共著者 義忠 隆生,小郷原 一智,畑中 裕司,砂山 渡
概要 本研究では,火星の衛星画像からダストストーム領域を自動検出することを目的とした.小領域パッチに分割し,パッチ画像のパターンに基づいてダストストームを自動検出するアルゴリズムを構築した.パッチ画像は特徴次元が大きすぎるために,主成分分析によって抽出された基底を用いることで,次元削減を行った.こうして低次元にしたパッチ画像の特徴量を用いて機械学習(Neural Networkを訓練)し,未知画像からの検出を行った.評価する際には未知画像を5枚用意し,ROC曲線を用いて評価した.その結果AUC=0.975という数値が得られ,高い精度で検出することに成功した.今後はパッチサイズやデータ数の検討を行い,精度の向上を目指す.
NAID 170000177419
PermalinkURL http://id.nii.ac.jp/1001/00188840/