マツシタ シンヤ   MATSUSHITA Shinya
  松下 真也
   所属   京都産業大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 単行本(学術書)
標題 会計学と租税法の現状と課題
執筆形態 分担執筆
掲載区分国内
出版社・発行元 税務経理協会
担当範囲 第15章「実態開示型時価主義会計における二分類」
著者・共著者 菊谷正人
概要 本書の第15章において,本人は,菊谷学説に示される実態開示型時価主義会計が,計算構造に注目してさらに2つに分類できることを明らかにしている。すなわち,実態開示型時価主義会計は,会計測定に取替原価あるいは再調達原価を導入し,時価評価差額を利益の構成要素とする特徴を有するが,貸借対照表日間の所有者の豊かさの変動額を,資産および負債の評価によって測定するもの(資産負債アプローチ志向の実態開示型時価主義会計)と企業活動の能率を,企業活動のアウトプットとしての収益とインプットとしての費用との差額によって測定するもの(収益費用アプローチ志向の実態開示型時価主義会計)に分類できることを明らかにした。