マツシタ シンヤ   MATSUSHITA Shinya
  松下 真也
   所属   京都産業大学  経営学部 マネジメント学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/12
形態種別 研究論文
標題 収益費用観に基づく損益計算が表現する経済現象―Paton and Littleton学説に依拠して
執筆形態 単著
掲載誌名 松山大学論集
掲載区分国内
出版社・発行元 松山大学総合研究所
巻・号・頁 24(5),159-173頁
概要 本稿では,収益費用観に基づく損益計算における対応プロセスが表現しようとした経済現象を明らかにするために,この損益計算論の原典というべきPaton and Littleton学説を分析した。その結果,本学説では,投下資本の回収計算という損益観を基礎とし,財・サービスの提供と費消という経済事象に基づいて企業の営業活動によって生じる収入と支出を配分する損益計算モデルが提示されていることを明らかにした。これにより,本学説における対応プロセスが表現しようとした経済現象は,財・サービスの提供による価値の創造と財・サービスの費消による価値の消滅であると結論付けた。