ハセガワ アキコ
HASEGAWA AKIKO
長谷川 晶子 所属 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「1940年代のアンドレ・ブルトンの美術論における「プリミティフ」ーーエクトル・イポリット論を中心に」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『京都産業大学論集』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都産業大学 |
総ページ数 | 21 |
概要 | 本研究は、1940年代のアンドレ・ブルトンの美術論における「プリミティフ」という形容詞の使用に着目しながら、ブルトンが1945年にハイチで出会った画家エクトル・イポリットに関する論考を取り上げた。ブルトンのテクストを分析した後に、1947年の国際シュルレアリスム展のカタログの冒頭を飾ったイポリットの絵画《パパ・ロコ》の意義についても考察し、イポリットの作品は、西洋中心的な美術の枠組みを超えて、より多様な表現を受け入れることでシュルレアリスムの発展に重要な役割を果たしたことを示した。 |