オクノ ケイタロウ
OKUNO Keitaro
奥野 圭太朗 所属 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | テキストマイニングによる「未来社会」解読の試行 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関西学院大学先端社会研究所紀要第15号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西学院大学先端社会研究所 |
巻・号・頁 | (15),91-105頁 |
総ページ数 | 15 |
著者・共著者 | 原以起・奥野圭太朗・奥野卓司 |
概要 | 「未来社会」の姿を解読するためには、通常、質的調査の手法が用いられることが多い。しかし、本論文では、それを、ある程度の科学的知見に基づいた、小松左京作のSF小説『虚無回廊』の大量のテキストから導き出せないか、もし導き出せるとしたら、我々が行っている質的調査による「未来社会予測研究」と、内容は同じなのか、異なっているのか、という課題に挑戦するべく、テキストマイニングを用いて、質的調査法に客観性を持たせることが可能であるか、検証した。本論文は、その方法論を示したものである。得られた結果からは、一定の回答を得るにはまだ不十分であると言えるも、今後の現実の技術開発の方向及びその社会的影響との比較からは、間違っていないとは言えそうで、少なくともテキストマイニングが社会調査の新たな方法とみなす価値があることが判明した。 |