梶原 洋一
   所属   京都産業大学  文化学部 国際文化学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/07/30
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
標題 研究経過報告「中世の托鉢修道会における大学学位の意義」
執筆形態 その他
掲載誌名 京都産業大学総合学術研究所所報
出版社・発行元 京都産業大学総合学術研究所
巻・号・頁 (16),139-145頁
著者・共著者 梶原 洋一
概要 研究課題「中世の托鉢修道会における大学学位の意義」は,托鉢修道会における大学学位の位置づけを体系的に考察する。対象となるのは,主要な托鉢修道会であるドミニコ会,フランシスコ会と,托鉢修道会とはしばしば対局的に捉えられるシトー会である。これらの修道会において,修道士の学位取得がどのように論じられ,また学位が修道会活動の理念とどのように関連づけられていたのかを明らかにし,三者の比較を試みる。修道会の法制・行政史料に依拠しつつ修道士の学位取得プロセスや学位取得者の待遇を解明する制度史的アプローチ(「課題A」)と,修道士の著述に含まれる大学・学位に関わる言説の分析に基づいた思想史的アプローチ(「課題B」)を組み合わせ,三修道会の大学観・学位観を総合的に把握する。
ISSN 1348-8465
NAID 120007140495
PermalinkURL http://hdl.handle.net/10965/00010612