ムネカタ ナギサ
MUNEKATA NAGISA
棟方 渚 所属 京都産業大学 情報理工学部 情報理工学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/08 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Human-pet Interactionのなかの社会的ロボット:家庭におけるフィールド調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 情報処理学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 59(8),1520-1531頁 |
著者・共著者 | 春日 遥,坂本 大介,棟方 渚,小野 哲雄 |
概要 | ペット動物は人類の最も古い友人である.人々は彼らと生活を営み,今日では家庭において家族としてのペットと人の関係が研究されてきた.近年になってコミュニケーション・ロボットの登場により,家庭における人とペット動物に加え社会的ロボットを考慮した3者関係に注目した研究分野が生まれつつある.本研究では,社会的ロボットが家庭における人とペット動物の関係に対してどのような影響を与えるのかを調査するために実験的なフィールド調査を行った.調査には10家庭22人と12頭のペット動物(犬が4頭,猫が8頭)が参加した.調査においては社会的ロボットとして小型人型ロボットNAOを使用し,各家庭において小型人型ロボットと人,ペット動物が対話する様子の観察を行った.対話ではペット動物に対してポジティブに話しかける正条件と,相対的にネガティブに話しかける負条件の2つのシナリオで調査を実施した.両条件では約2分間の対話シナリオのうち,約30秒間のロボットからペット動物への発話内容が異なった.結果として,ロボットのペット動物に対する発話内容と態度の違いが,参加者からロボットへの印象に影響を与えていた. |
ISSN | 1882-7764 |
NAID | 170000149699 |