マツシタ シンヤ
MATSUSHITA Shinya
松下 真也 所属 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/02 |
形態種別 | 研究論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | Jones(1841)における特定商品勘定の意義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 會計 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 森山書店 |
巻・号・頁 | 207(2),156-167頁 |
総ページ数 | 12 |
概要 | 本論文は,1841年に米国で出版されたThomas Jones著のPrinciples and Practice of Book-keeping(以下,Jones(1841))における特定商品勘定の意義を明らかにし,一般商品勘定との使い分けの論理を検討することを目的としている。Jones(1841)では,一般商品勘定と特定商品勘定は,収入と支出を借方・貸方に記録する点で共通するが,特定商品勘定は共同パートナーが関与する投機事業の成果分配過程を示す点で特徴的である。分析の結果,一般商品勘定との使い分けの論理を次のように推論した。特定事業固有の共同パートナーが存在しない場合は,当該事業限定の会計責任を負わないため,一般商品勘定を用いる。一方,当該パートナーが存在する場合は,当該会計責任を負うため,特定商品勘定を設定し,収支を明確にする。 |