ナカニシ カヨコ   NAKANISHI KAYOKO
  中西 佳世子
   所属   京都産業大学  文化学部 国際文化学科
   職種   客員教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/04
形態種別 書評論文,書評,文献紹介等
査読 査読あり
招待論文 招待あり
標題 書評論文 カイ・T・エリクソン 著, 村上直之 岩田強 訳『あぶれピューリタン ―逸脱の社会学』現代人文社2014年
執筆形態 単著
掲載誌名 フォーラム
巻・号・頁 (21),29-38頁
概要 社会学と歴史学を融合してデュルケームが『社会学的方法の規準』(1895)で提起した逸脱行為に対する理論を検証する本書は、ナサニエル・ホーソーンが創作の題材とした17世紀ピューリタン社会を事例をとしている。書評論文ではピューリタン社会を襲った3つの「犯罪の波」―反律法主義論争、クェーカー教徒迫害、魔女ヒステリー―の詳細な記述と逸脱行為という視点からの社会・心理分析が、実際のホーソーン作品とどう関連するかという考察を加えた。