マツシタ シンヤ
MATSUSHITA Shinya
松下 真也 所属 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/11 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Sprouse and Moonitz学説の研究 ―包括利益計算書の解明の手がかりを探して |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 一橋商学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一橋商学会 |
巻・号・頁 | 4(2),49-58頁 |
概要 | 本稿では,資産負債観を採用する国際会計基準の影響によって包括利益計算所の開示が求められるようになったにも関わらず,包括利益計算書で収益と費用を総額表示する,すなわち収益費用観的思考に基づく損益が報告される理由を,Sprouse and Moonitz学説における会計モデルに基づいて検討した。本学説における会計モデルでは,企業が稼得した損益を計算するために収益費用観が採用されている。そこで,包括利益計算書で企業の稼得活動を描写する損益を報告するには,収益費用観的思考を採用する必要があると結論づけた。 |