マツシタ シンヤ   MATSUSHITA Shinya
  松下 真也
   所属   京都産業大学  経営学部 マネジメント学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/06
形態種別 単行本(学術書)
標題 森田哲彌学説の研究
執筆形態 分担執筆
掲載区分国内
出版社・発行元 中央経済社
巻・号・頁 229-244頁
担当範囲 第13章 森田学説における尺度性利益の研究
著者・共著者 安藤英義・新田忠誓 編著
概要 本稿は,東京証券取引所第1部に上場し,医薬品に分類されるIAS/IFRS適用企業が公表する有価証券報告書を対象とした実態調査を行い,IAS第1号における臨時的・偶発的損益項目の区分表示禁止規定の影響を検討したものである。実態調査により,第一に,IAS第1号が損益計算書における臨時的・偶発的損益項目の区分表示を禁止したことで,IAS/IFRSに準拠しているだけでは,一会計期間の業績尺度となる利益情報を提供するという社会的ニーズに対応できないこと,第二に,このニーズに対応するために独自開示をする企業が調査対象企業の70%に及んでおり,利益情報の比較可能性を確保できないことを明らかにした。