ヒロセ カツヒロ
HIROSE KATSUHIRO
廣瀬 勝弘 所属 京都産業大学 現代社会学部 健康スポーツ社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/06 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 系統性を考慮した授業づくりを |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 体育科教育 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 54(6),32-36頁 |
著者・共著者 | 廣瀬勝弘 |
概要 | 本論文は,「球技全体を俯瞰する物差し(分類基準)」として「ゲーム構造」をとりあげ,ゲーム構造に依拠した球技の分類を提示し,学校体育で多くの種目が位置づく突破型種目を対象として,その内容を構造化し,球技学習の順序性を考える指針の提示を行った.突破型種目に「結果の未確定性」を持たせる条件は,ゴールに向けてボールを進めることを阻む「防御面」の存在である.本論では,防御面の層構造化を3つのタイプに分類提示を行った(①最大防御面の前方<サッカー・バスケットボール・ハンドボールなど>②最大防御面の後方<ラグビー・バレーボール・テニスなど>③最大防御面の前後<アメリカンフットボールなど>).さらに,相手(チーム)と対峙した対決情況に照らし合わせ,改めて防御面の層構造化を示し提示した.このことから,最大防御面の位置取りと,それに付随する防御面との関係性や,それぞれの種目の競争目的に対する学習者の関わりが明らかになった. |