マツシタ シンヤ
MATSUSHITA Shinya
松下 真也 所属 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/04 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | IFRS十五号適用による収益会計実務の変化 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 會計 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 森山書店 |
巻・号・頁 | 197(4),418-429頁 |
総ページ数 | 12 |
著者・共著者 | 松下真也 |
概要 | 本稿は、わが国の資本市場に上場し、卸売に分類されるIAS/IFRS適用企業が公表する有価証券報告書を対象とした実態調査を行い、IFRS第15号が収益の総額・純額表示にもたらした変化の程度とその原因を検討したものである。実態調査により、第一に、IFRS第15号は、会計実務における本人・代理人判定に変化をもたらし、IFRS第15号適用後の収益が適用前収益に対して10%以上増加した企業が調査対象企業の50%に及ぶこと、第二に、この収益会計実務の変化は、従来は曖昧であった本人・代理人判定の指標の運用に対する一定の指針がIFRS第15号によって与えられたことに起因することを明らかにした。 |