ヒロセ カツヒロ
HIROSE KATSUHIRO
廣瀬 勝弘 所属 京都産業大学 現代社会学部 健康スポーツ社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 問題解決過程からみた体育授業の観察力に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大阪体育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 44,79-85頁 |
著者・共著者 | 森博文・栗原武志・廣瀬勝弘 |
概要 | 本論文では,体育授業の観察場面を3段階の問題解決過程(「問題把握」-「問題理解」-「解法探索」)を設定し,熟練教師群と未熟練教師群の2群を対象として,体育授業観察者の観察力の差異を明らかにすることを目的とした.分析及び考察から,3段階の問題解決過程のいずれにおいても,熟練教師群の方が未熟練教師群よりも高い得点を得たことから,体育授業の観察力が優れていることが予見された.とりわけ,「問題理解」の過程(2次元)や「解法探索」の過程(3次元)の得点差は大きく,熟練教師と未熟練教師の観察力の差は,授業に生起する問題の本質を理解したり,問題点に対応したりする点において,より大きいことが示唆された. |