ナリタ ヒデキ
NARITA HIDEKI
成田 秀樹 所属 京都産業大学 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1992 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 刑事判例と事後法禁止 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法学新報(中央大学法学会) |
出版社・発行元 | 中央大学出版部 |
巻・号・頁 | 第98巻(7・8号),163-174頁 |
総ページ数 | 11 |
著者・共著者 | 成田秀樹 |
概要 | 事後法禁止の法理は立法にのみ適用され,判例変更には適用されないとの解釈が,従来は有力であった。法に違反した場合の結果の公正な告知をするとの事後法禁止の要請は,刑事判例が被告人に不利に変更される場合等にも関係することを明らかにし,この場合,先例は原理についての解釈が誤っていたので変更するとの判決理由は,先例として拘束力を有するが,被告人の先例についての正当な信頼を保護すべきなので,被告人を有罪とすることは許されないとの解釈を提案する。 |