マツシタ シンヤ
MATSUSHITA Shinya
松下 真也 所属 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 複式簿記固有の意義の検討-Waymire学説に依拠して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 會計 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 森山書店 |
巻・号・頁 | 192(3),68-79頁 |
概要 | 本稿では,Waymire学説に基づいて,複式簿記が,会計観に依存して存在するのか,それとも,それとは独立して存在するかという問題を検討した。本稿における検討の結果,複式簿記は,取引の歴史的記録とそれをベースとした分析的記録によって取引ガイダンスを提供するという機能を有しており,その機能によって,企業は,理論上,自らが行った過去の取引を評価し,将来において,より有益な取引を行うことが可能になることを明らかにした。これを証拠として,複式簿記は会計観からは独立して存在し得ると結論付けた。 |