ワカマツ マサシ
WAKAMATSU MASASHI
若松 正志 所属 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/06 |
形態種別 | その他 |
標題 | 対外関係史研究の展開(研究活動の記録:日本史研究会2005年8月例会「朝尾直弘と近世史研究の歩み-朝尾直弘著作集刊行によせて」) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本史研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (526),46-51頁 |
概要 | 戦後の日本近世史研究を主導してきた研究者のひとりである朝尾直弘氏の著作集(全8巻。岩波書店)刊行を契機に、日本史研究会近世史部会が中心となって企画した例会「朝尾直弘と近世史研究の歩み―朝尾直弘著作集の刊行によせて―」における報告。例会では、氏の代表的テーマとして、畿内(小倉宗)、将軍権力(堀新)、対外関係(若松)、都市・身分(今井修平)を取り上げた。若松は、「対外関係史研究の展開」というタイトルで報告。朝尾氏の研究展開と学界の動向を追い、1975年頃までの「兵農分離制→石高制→鎖国制」論や、「東アジア」・「日本型華夷意識」・「武威」という論点の影響の大きさ、1990年代以降の「日本らしさ」論と「地球市民の立場」・「負の遺産を含む世界史」という新たな視点・バランス感覚などについて、コメントした。 |