イカザキ ヤスエ
IKAZAKI YASUE
伊ヶ崎 泰枝 所属 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | フランス語 |
発行・発表の年月 | 2000/11 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | Les procédés narratifs et la question de la vision dans Tous les hommes sont mortels de Simone de Beauvoir |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『広島大学フランス文学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島大学フランス文学研究会 |
巻・号・頁 | (19),86-96頁 |
総ページ数 | 11 |
概要 | 小説『人はすべて死す』は、不死身の主人公フォスカの600年の生を語る幻想小説である。フォスカの無関心で情感のない一人称の語りは、プロローグとエピローグ、各章の繋ぎをなしているレジーヌの意識に内的に焦点化された三人称の語りと対照的である。フォスカの「自己物語世界的」一人称の語りは出来事に対して距離をおいており、予感や先取りを排し、物語の進行に優先権を与えている。 |