ワカマツ マサシ
WAKAMATSU MASASHI
若松 正志 所属 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 貿易都市長崎における酒造統制令の展開-長崎町触を活用して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都産業大学論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都産業大学 |
巻・号・頁 | 25(4),91-117頁 |
概要 | 最初に、近世都市史研究における町触の 重要性を指摘し、全国の町触集の刊行状況、長崎町触の現状について述べた。次に長崎町触のなかの酒造統制令を分析し、長崎は米不足になりやすい都市であったが、外国人来航地であったため、17世紀後半には銀の輸出を抑えるため酒造制限は緩やかだったこと、元禄10(1697)年の酒運上の設定以後は酒輸出奨励策がとられたことなどを明らかにし、そこに長崎の幕府直轄貿易都市としての特質の一端を見た。 |