タカナシ ヤスヒコ   TAKANASHI YASUHIKO
  髙梨 泰彦
   所属   京都産業大学  現代社会学部 健康スポーツ社会学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/10
形態種別 研究論文
標題 バレーボール ルールの変遷
執筆形態 単著
掲載誌名 東京大学バレーボール部80年史
掲載区分国内
巻・号・頁 79-91頁
著者・共著者 髙梨泰彦
概要 バレーボールの歴史について、そのルールの変遷という観点からみた総説。各種の資料や論文、その他原典などを調査することで、総説論文レベルの文章を完成させた。バレーボールは1895年にアメリカ合衆国で誕生した。当時のルールはネットの高さや人数制限もなく、簡単なものであったが、その後ネットの高さ、コートの広さ、ボールのヒット回数、人数制限、得点の入り方等、徐々にルールが変更され、1927年アメリカ合衆国バレーボール協会が設立されて後、ルールが整備された。特筆すべきは初期において「イニング制」が実施され、3アウトで攻守が交代するといった、ベースボール発祥のアメリカ合衆国らしいルールでゲームが展開された。さらにバレーボールの国際的な広がりの中で、戦後1947年に国際バレーボール連盟が設立され、ほぼ現行のルールに統一された。その後も1980年代まではオリンピックごとに種々のルール変更がなされたが、最近では世界連盟の総会ごとにマイナーなルール変更がなされ、現在に至っている。