タカナシ ヤスヒコ
TAKANASHI YASUHIKO
髙梨 泰彦 所属 京都産業大学 現代社会学部 健康スポーツ社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 加齢にともなう歩容の変化―その成長過程を中心に(修士論文) |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
総ページ数 | 174 |
著者・共著者 | 髙梨泰彦 |
概要 | 人間の最も基本的な動作の一つである歩行動作が加齢にともなってどのように変化するのかを、歩容をテーマに研究した。その結果、歩幅や歩行速度、時間因子は成長に伴い順次増加または減少し、歩行の対称性、再現性は高くなる。すべてのパラメータで小学校5年生から中学3年生までの変化量が大きく、一方で中学3年生と一般成人との間には有意な差が認められなかった。これらのことから歩容の成熟時期は中学3年生ごろと考えることが妥当である。また、高齢者の歩容を特徴づけるのは歩幅の減少と歩行速度の減少であり、時間因子については、一般成人との間に有意な差は認められなかった。再現性、対称性も低下の傾向にあるが、有意な差は認められなかった。さらに重回帰分析を実施し、年齢、身長、体重、脚筋力を説明変数に取ることによって歩幅、歩行速度は比較的よく説明でき、標準化が可能である。 |