イカザキ ヤスエ
IKAZAKI YASUE
伊ヶ崎 泰枝 所属 京都産業大学 外国語学部 ヨーロッパ言語学科 職種 准教授 |
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言語種別 | フランス語 |
発行・発表の年月 | 2003/11 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | La vision féminine et la vision masculine chez Simone de Beauvoir autour de l’enfance |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『広島大学フランス文学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島大学フランス文学研究会 |
巻・号・頁 | (22),12-24頁 |
総ページ数 | 13 |
概要 | 子供時代の思い出について、語り手の性別による違いに着目した。『他人の血』、『人はすべて死す』、『レ・マンダラン』では男性の意識に焦点化された語りにおいて幼年期の思い出は悔恨と反抗でしかないのに対し、女性の意識に焦点化された語りでは、神との特権的関係の希求や自己中心的な世界観の思い出といったノスタルジーに彩られている。未刊行作品『モスクワの誤解』でも思春期の回想は女性の意識に焦点化された語りの特徴をなしている。 |