イカザキ ヤスエ   IKAZAKI YASUE
  伊ヶ崎 泰枝
   所属   京都産業大学  外国語学部 ヨーロッパ言語学科
   職種   准教授
言語種別 フランス語
発行・発表の年月 2004/11
形態種別 研究論文
標題 Autour du Deuxième Sexe de Simone de Beauvoir — du féminisme égalitaire au féminisme différencialiste —
執筆形態 単著
掲載誌名 『広島大学フランス文学研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 広島大学フランス文学研究会
巻・号・頁 (23),23-32頁
総ページ数 10
概要 『第二の性』の出版当時の受容と70-80年代の受容を追った。まず、同書の成立過程と刊行当時の反響を振り返り、次に批判の根拠となった要素を見た。さらに『第二の性』以後のフランスのフェミニズムの流れを、エレーヌ・シクスー、ジュリア・クリステヴァ、リュース・イリガライ達の理論を通して追った。普遍的立場のフェミニズムが成し遂げた業績なしに70-80年代のフェミニズムは成立しない意味において、『第二の性』の果たした歴史的役割は大きい。