マツシタ シンヤ
MATSUSHITA Shinya
松下 真也 所属 京都産業大学 経営学部 マネジメント学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/05 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Edwards and Bell学説における貨幣的損益とBedford学説における成果的損益 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 財務会計研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 財務会計研究学会 |
巻・号・頁 | 8,1-22頁 |
概要 | 本稿では,Edwards and Bellが提唱する貨幣的損益としての経営損益とBedfordが提唱する成果的損益としての活動損益の関係を探るとともに,両学説における損益計算の含意を検討した。企業には,個人の裕福さを増加させる役割と生産活動を行う役割が期待されてきたことから,経営損益と活動損益を相互補完的関係に位置づけることが,より広範な目的に適合する損益計算論になることを明らかにした。さらに,経営損益は,企業が長期的に獲得すべき損益を明らかにするとは限らないという欠点を有し,活動損益は,ある会計期間に生じた企業の裕福さの変動額を明らかにするとは限らないという欠点を有するため,これらの欠点を相互に補うという意味において,これらの損益計算を相互補完的に捉える必要があると結論付けた。 |