盛田 帝子
   所属   京都産業大学  外国語学部 アジア言語学科
   職種   教授
研究期間 2014/04~2017/03
研究課題 近世中後期の光格天皇を中心とする堂上歌壇の実態と文芸ネットワークの研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 26370256
代表分担区分 研究代表者
連携研究者 盛田 帝子,飯倉 洋一,岡 佳子,杣田 善雄,岸本 香織
概要 近世中後期の光格天皇時代の歌壇の解明に向けて研究成果を挙げた。①光格天皇が添削・批言・勅点を施した宸筆資料の調査・収集・分析を行い論文として成果を報告した。また光格天皇主催の宮廷歌会資料を調査・収集し、天明期から文化・文政期までの宮廷御会年表、光格歌壇の主要メンバーの推移一覧表を作成し、一部論文として報告した。②光格天皇から朝儀再興をめぐって照会を受けた賀茂季鷹の家集出版について考察し、論文として報告した。③近世後期朝廷研究や和歌を媒介とする朝廷・門跡・公家・地下官人ネットワークの解明をめざす公開研究会を2回開催した。その成果を元に、平成29年度中に論集を刊行の予定である。