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クラモト タカシ
KURAMOTO TAKASHI
倉本 宜史 所属 京都産業大学 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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| 研究期間 | 2025/04~ |
| 研究課題 | 地域間協調を考慮した多様な地域特性に基づく公共サービスの最適供給の在り方 |
| 実施形態 | 機関内共同研究 |
| 採択フラグ | 採択 |
| 研究種目名 | 令和7年度 総合学術研究所「特定課題研究(準備研究支援)」 |
| 研究機関 | 京都産業大学 総合学術研究所 |
| キーワード | 公共サービスの便益の範囲、地域の多様性、費用構造、地域間協調、財源確保 |
| 代表分担区分 | 研究代表者 |
| 研究者・共同研究者 | 菅原宏太、塩津ゆりか |
| 代表者 | 倉本宜史 |
| 概要 | 本研究では、日本の多様な地域特性を考慮し、異なる特徴を持つ複数の公共サービスを効率的に供給する主体と供給方法を示すことを目的とする。日本では、市町村が住民に身近な公共サービスを供給している。しかし、市町村の人口差は大きく、小規模な団体では効率的なサービス供給が難しい場合がある。そのため、人口規模に応じた権能差が設けられている。しかし、現在の基準では、公共サービスの生産や配分の効率性に影響する地理的環境や市場環境が考慮されていない。特に、近年では地域間協調や官民連携の重要性が増しており、事務組合を作っての共同供給や地域の社会関係資本の蓄積の程度も考慮する必要がある。そこで本研究では、人口規模以外の様々な地域特性が公共サービスの費用構造に与える影響を分析し、効率的な供給方法を示す。 |