バンドウ トシヤ
BANDO TOSHIYA
坂東 俊矢 所属 京都産業大学 法学部 職種 教授 |
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研究期間 | 2021/04/01~2024/03/31 |
研究課題 | 若年層に対する消費者法教育の体系化に向けた比較法的・学際的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 京都産業大学 |
研究者・共同研究者 | 高嶌 英弘,中田 邦博,草鹿 晋一,坂東 俊矢,河上 正二 |
概要 | 2021年度には、代表研究者及び共同研究者4名によって「消費者法教育研究会」を組織し、研究会を4回にわたって開催した。本研究会には、消費者保護活動の専門家である野々山宏弁護士(元国民生活センター理事長、現京都消費者契約ネットワーク理事長)、消費者法研究者の牧野高志准教授(平成国際大学)、消費者行政のパイオニアである荒木武文氏(神戸市職員)をはじめとして、消費者教育の専門家や消費生活相談員等がメンバーとなり、多角的な検討が行われた。各回のテーマと開催日は以下の通りである。第1回:「成年年齢引き下げに対する教育現場での対応準備に関するアンケート調査の実施について」(2021年7月21日)、第2回:「高校における消費者教育の現状と課題」(同年10月5日)、第3回:「美容医療及びエステサービスの特性と若年層の契約被害」(同年10月24日、消費者ネット関西と共同開催)、第4回:「第1部 消費者教育フェスタ見逃し配信-埼玉県の不当表示広告調査について-」、「第2部 不当表示広告調査を振り返って-担当者のトークセッション-」(2022年2月11日)。なお、新型コロナウイルス感染症のため、全ての研究会はzoomを利用してオンライン形式で行われた。とりわけ第4回研究会はオンラインシンポジウム形式で行われ、150名がこれに参加した。 自治体との協力については、2021年6月5日に、大津市と協同して市民向けシンポジウム「成年年齢引き下げ直前討論『成年になるとは』」を実施し、高嶌がコーディネーター、中田、坂東がパネリストとしてこれに参加した。このシンポジウムの成果は、雑誌「消費者法研究11号にて公表された。 また、同年11月13日には、高嶌、坂東、河上の3名が消費者法学会にて報告を行い、中田がシンポジウムの司会を務めた。その成果は、2022年度中に学会誌等でも公表予定である。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01288 |