須永 恵美子
   所属   京都産業大学  文化学部
   職種   准教授
研究期間 2021/09/10~2023/03/31
研究課題 「やさしいウルドゥー語」と多言語社会を巡る基礎的研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 学術変革領域研究(A)
研究機関 東京外国語大学
研究者・共同研究者 須永 恵美子
概要 1年目である本年は、多言語社会であるパキスタンの言語権について、「多言語サービス」と「やさしいウルドゥー語」サービスの双方から文献研究を行った。その結果、多くのウルドゥー語研究が文学評論に偏っており、言語権に言及する先行研究が限られていること、僅かな先行事例は、南アジア系移民の海外移住先での言語権に関するものであることが明らかになった。 多言語社会や言語権についてまとめた成果は、言語教育の共同研究を進める大学英語教育学会言語政策研究会にて発表し、多言語状況や国外のパキスタン系移民による言語使用についてなど議論を行なった。東京大学のアジア研究図書館ニューズレターにて、ウルドゥー語の概要と文字についてのコラムを執筆し、ウルドゥー語のサンプル収集において手書き文字の判別が重要になることについて言及した。2022年3月行われた科研費学術変革領域研究 (A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」総括班2021年度イスラーム信頼学全体集会では、本研究の意義と進捗を公表した。 また、アルバイトの学生によってウルドゥー語のサンプルの入力が進められている。この入力作業の効率化を図る上で、ウルドゥー語の教育方法の改善という予定外の成果も見られた。 これからの研究にあたって必要となる人文情報学関連の技術的な手法を学ぶために、イスラーム信頼学C01班の勉強会に参加し、ソフトウェアや概要について勉強している。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PUBLICLY-21H05373