オダ ヒデノリ
ODA HIDENORI
小田 秀典 所属 京都産業大学 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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研究期間 | 1998~2000 |
研究課題 | 協調問題解決システムの構築をめざして:規範と制度の共進化のネットワーク環境における実験経済学アプローチ |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
研究機関 | 中央大学 |
科研費研究課題番号 | 10430004 |
研究者・共同研究者 | 有賀 裕二,川越 敏司,小田 宗兵衛 |
概要 | 研究の主たる成果を以下●4点に要約する。 ●協調問題における社会ディレンマを記述するオリジナルゲーム「華厳ゲームAvatamsaka Game」の考案および理論化に成功し、また海外の研究者の協力によりドイツ、合衆国、および日本での三ヶ国実験を成功させた。 ●試行錯誤の結果、日本語英語両環境で使用可能な繰返し二人ゲームのためのWeb実験用プログラムを開発し、「華厳ゲーム」を通じて国内のみならず国際的使用に耐え得ることを実証した。 ●情報の送り手と受け手の構造を組込んだチープトーク実験を計算機同士の実験と人による実験の両面で実現し、ネオロジズムプルーフの予想と反する結果を得た。 ●平成12年3月、第3回実験経済学コンファレンスを開催し、海外の指導的実験経済学者をゲストとして招き、日本における実験経済学の研究、啓蒙の発展に寄与した。 ◆ゲームプログラムについて。サーバ機ではFile Maker Proを使用するが、端末側はInternet Explorer ver.4.0laterのみあれば実施可能である。「華厳ゲーム」は現在もなお、米国の共同研究者(心理学者)Prof.S.J.Gaustelloと研究続行中である。華厳ゲームプログラムは当面、 http://arukalab.tamacc.chuo-u.ac.jp/ にアクセスして利用することができる。ゲームは「華厳ゲーム」に限らず「プレイヤー数10人までの二人二戦略ゲーム」ならどんな利得係数でも実施可能である。ただし、ゲーム実施に際して、事前に有賀まで連絡すること。連絡は上記Web上のmail formを利用して行うことができる。 |