カクタ ユタカ   KAKUTA YUTAKA
  角田 豊
   所属   京都産業大学  文化学部 国際文化学科
   職種   教授
研究課題 共感性についての研究
実施形態 個人研究
代表分担区分 研究代表者
概要 カウンセリングや心理療法といった臨床場面における共感研究と、人格特性としての共感性の調査研究を行っている。コフートから始まる精神分析的な自己心理学の観点を基本に据え、自己体験の発達過程の検討や共感的理解の明細化に関心をもっている。教師と児童生徒間の相互交流・かかわり合い・関係性をキーワードに、学校現場で何が生じ、教師や子どもにとってそうした関係体験がどのような意味を持つのかについて研究している。また、スクールカウンセラーの経験や学校教師らとの共同研究から、チーム支援の基礎になるケース会議のあり方についても長く研究活動を行ってきた。その他には、箱庭療法を用いた教師の自己理解のための体験学習や、少年院などにおける非行臨床についても関心を持っている。