タマダ ハルアキ   TAMADA HARUAKI
  玉田 春昭
   所属   京都産業大学  情報理工学部 情報理工学科
   職種   教授
研究期間 2014~2015
研究課題 ゲーム理論による開発動向の理解 ―風林火山タイプ別開発者の攻防―
実施形態
研究者・共同研究者 畑 秀明
概要 ソフトウェア開発は多様な人々が協調して多くのタスクをこなす,複合的な社会的活動である.しかし,「経験」以外の人間的側面は十分考慮されていない.そのため,ソフトウェア開発の最適なチーム構成や開発組織の能力成熟といった課題について,開発者の異なる特性は無視されている.本研究は,これまで見過ごされてきた,ソフトウェア開発者のさまざまな特性を,アンケートと開発履歴のデータマイニングにより多面的かつ実証的に明らかにし,ソフトウェア開発を多様な特性を持ったプレイヤーのゲームととらえるゲーム理論的分析から開発者の行動原理や動向を理解することで,上述の課題に取り組む.ソフトウェア工学に理論的枠組を持ち込む先駆的な研究となると確信している.