ツゲ ヒデアキ   TSUGE HIDEAKI
  津下 英明
   所属   京都産業大学  生命科学部 先端生命科学科
   職種   教授
研究期間 2010~2012
研究課題 新規ペルオキシダーゼファミリーを代表する酵素DyPの触媒メカニズムの解明
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 22570136
研究者・共同研究者 菅野 靖史,津下 英明
概要 これまで未解明であったDyPの触媒メカニズムの内、過酸化水素の酸化反応に関与するアミノ酸残基としてアスパラギン酸171番を特定した。アスパラギン酸171番をアスパラギンに置換することで、過酸化水素の酸化活性が失われた。この時、DyPの構造全体のゆがみは検出されず、アスパラギン酸171番が活性残基であることが明らかとなった。さらに、反応メカニズムとしてスイングメカニズムを提唱した。この研究は、国際的に高く評価され、新しい酵素番号EC1.11.1.19が割り当てられ、注目されている。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22570136/22570136seika.pdf