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> 新田 隆司
(最終更新日 : 2025-09-18 23:46:32)
新田 隆司
所属
京都産業大学 経営学部 マネジメント学科
職種
准教授
研究概要
研究概要
業績
学会発表
著書・論文歴
経歴
学歴
職歴
researchmap会員ID
研究概要
◆研究課題
組織間関係の構築を通じた両利き経営実現プロセスの解明
―冷凍食品の物流革新を通じた新規事業創造―
◆研究概要
本研究は、外部の組織との提携を通じて、個社の探索活動が活用に至るまでの論理を示す。その目的は、それ自体が難しい探索活動の事業成果の獲得プロセスにおいて、顧客企業との提携を基に、当該企業が社内の探索活動を、顧客の経営課題の解決へと向けて収斂させ、事業成果の獲得に至った過程を示す。
企業が持続的に成長するためには、新しい知識の「探索(exploration)」と既に獲得された知識の「活用(exploitation)」という2つの異なる学習様式を両立することが重要となる(March, 1991; Tushman & O’Reilly, 1996)。ただし、知の「探索」と「活用」とはトレードオフの関係にあり、同一企業の中で両立することは難しい。「活用」は成果の獲得に関する不確実性が低いために、企業は活用に偏ってしまう。こうした問題を克服する方策として、構造的な両利き(structural ambidexterity)が推奨されるものの、経営資源が十分ではない企業にとっては有効な選択肢になりにくいこともある。それに対して、外部組織との提携が、企業の「探索」と「活用」を両立するための実践方法として期待されるものの、こうした研究の蓄積は十分ではない。
これまでの研究では、A社の社内新規事業として、物流センターの事業創造に取り組んだ社内企業家と、その企業家の活動について、調査・研究を進めてきた。具体的には、A社で当該事業に取り組んだ、社内企業家X氏に対して、2022年の7月以降、現在までに計3回の聞き取り調査を行った。本研究は、聞き取り調査で得られた情報に加えて、各種の2次資料(A社の内部資料、A社の社史、プレスリリース、新聞記事、また有価証券報告書)等を適宜参照し、当該企業で、探索活動としての新規事業が推進され、その後、当該事業が一定の事業成果を獲得するまでの一連のプロセスを解明することを目指す。
学会発表
知識移転とイノベーションのパターン:ポリアリレート繊維の事例分析 (2018年度 組織学会研究発表大会)
Who explores further?: Investing in outside R&D, evidence from the survey of research and development (The 17th conference of the International Joseph A. Schumpeter Society)
Staying Young at Heart or Wisdom of Age: Longitudinal Analysis of Age and Performance in US and Japanese Firms (Asia Pacific Innovation Conference 2019)
Evolution of market and supply chain: Historical analysis of cold-chain development in Japan from the 1970s to 1980s (2nd World Congress of Business History)
Firm Age, R&D Rigidity, and Innovation (The 19th conference of the International Joseph A. Schumpeter Society)
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著書・論文歴
2019/03
論文
ビジネスケース ベネッセアートサイト直島:コーポレート・アイデンティティと地域振興 一橋ビジネスレビュー 66 (4),110-123頁 (共著)
2021/01
論文
Who explores further? Evidence on R&D outsourcing from the survey of research and development. R&D Management 51 (1),114-126頁 (共著)
2022/12
論文
組織移動から始まるオープン・イノベーション―離職者との共同研究開発を通じた知の「探索」と「活用」 組織科学 56 (2),57-70頁 (単著)
2025/03
論文
ビジネスモデル,ビジネスモデル・イノベーション研究の文献レビュー 京都マネジメントレビュー (単著)
2025/05
論文
Age of U.S. public firms, proximity to the past patent portfolio, and innovation Journal of Evolutionary Economics (共著)
学歴
2012/04~2016/03
神戸大学 経済学部 卒業
2016/04~2018/03
一橋大学 商学研究科 修士課程 修了
2018/04~2023/03
一橋大学 経営学研究科 博士課程 単位取得満期退学
職歴
2023/04 ~
京都産業大学 助教
researchmap会員ID
R000058015